乳児湿疹 足の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
1歳1カ月 男の子
乳児湿疹で肘の内側、足の膝の裏側、足の甲の部分が赤く炎症があり痒い様です。
お母様は化学合成の薬やステロイドを使わせたくないという事で漢方で何とかしてほしいと来られました。
生後2カ月ころから皮膚炎が酷くなり、赤み、炎症、痒み、乾燥が酷い様です。
離乳食は生後6カ月ぐらいから始められたようです。
『消化を良くする漢方』、『胃腸の老廃物を排泄する漢方』のお茶を中心に炎症が酷い時は『清熱解毒剤(せいねつどくざい)』の漢方をお渡ししました。
また、外用のスキンケアで皮膚病専用のローション、クリームのサンプルを渡しました。
すると、今まで痒くて毎日痒い部分を掻いていたのに、1日目から掻かなくなったという報告を受けました。
お風呂に入った後と寝る前に温かくなって痒みが出るという事で、保湿をしながらデトックスをする作用のある入浴剤もお渡ししました。
引き続き治療を継続して頂いております。
育児書には離乳食を5カ月ぐらいから進めているものもありますが、
乳児の臓器は全然、大人と違って未完成の状態です。
赤ちゃんは大人と違って臓器がまだまだ未熟な状態です。
大人と同じような固形物を歯も生えたか生えていないかの状態で与えると消化不良を起こし、
食べ物すべてがアレルギーの原因となり乳児湿疹を親が引き起こしてしまいます。
離乳食はできるだけ遅くする方がいいです。
早くても生後8カ月以上は母乳だけの方がいいと考えます。
離乳食が早ければ早いほどアトピー体質や乳児湿疹を引き起こしやすくなります。
では、中国医学的にはどのように治療するのか。
胃腸を綺麗にしていくと肌は綺麗になります。
生後1歳の赤ちゃんでも飲める漢方のお茶があります。
ちなみに生後3カ月の娘にも飲ませて2~3日で乳児湿疹が綺麗にひきました。
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